結婚指輪ができるまで

結婚指輪ができるまでを把握しよう

結婚指輪ができるまで、どういうプロセスを経て作られるのでしょうか。結婚指輪を既成品で済ませるというのならばまだしも、職人の手作りによって生み出された結婚指輪を希望しているのなら、ある程度は抑えておいた方が良いでしょう。
そこで結婚指輪ができるまでの流れについて、紹介します。なお細かい部分に関してはブランドや使用されている素材・デザインによって変わりますが、大まかな作業に関してはほとんど同じと見て良いでしょう。

デザイン作成

まずはデザインの作成です。フルオーダーメイドをとっているブランドの場合、購入者と入念な打ち合わせを重ねて、デザインを決めます。どういうデザインにしたいのかを予め考えておけば、打ち合わせもスムーズに進むでしょう。
何度もスケッチに描き起こし、議論を重ねた上で指輪のデザインを仕上げていきます。

指輪づくりの開始!

デザインが完成したら、いよいよ指輪づくりの開始です。指輪を作る材料は地金と呼ばれる金属と、宝石類です。結婚指輪に使われる地金としてはプラチナが使用されますが、ゴールド等の他の金属が使われる場合もあります。
指輪の作り方は大きく分けて、鍛造と鋳造に分けられます。鋳造は型に溶けた金属を流し込む方法で、細やかなデザインの指輪を作るのに向いています。鍛造は金属を鍛え上げて指輪を作る方法で、細やかなデザインの指輪には不向きな方法です。でも金属を鍛え上げるので、頑丈な指輪が出来るでしょう。指輪の形ができたら加工をして、宝石を取り付けて完成です。

デザインから完成までの期間は?

デザインから完成までの期間はブランドにもよりますが、1~2ヶ月は見ておいた方が良いでしょう。ただ機械ではなく人間の手で作られるので、注文が多い時期となると完成までの期間は更に延びます。なお詳細な納期日に関しては、直接店まで問い合わせて下さい。
結婚指輪を準備するのならば、なるべく早く取り掛かった方が後が楽です。結婚式までまだ日にちがあるとゆっくりしていると、時間はあっという間に過ぎます。